油山の油山観音に行ってきた話
本日は自動車学校を終えた後の暇な時間に、学校の近くにある油山、
その山の中にある油山観音に行ってきました。
まず「油山とは何ぞ?」というところからですが、
油山(あぶらやま)は、福岡市城南区・早良区・南区にまたがる山。名は清賀上人が天平年間に正覚寺で椿油を精製したことに由来する。標高597m[1]。近隣には福岡大学、油山牧場が所在する。
ということで、wiki頼りになりましたが、概要は以上です。
福岡市民にとっては馴染みの深い山ですね。都市部からも近く気軽に行くことができ、
緩やかなハイキングコースで自然を楽しむもよし、
近くの牧場(モーモーランド)で動物と触れ合うもよし、
家族連れのレジャーにもってこいの福岡名所の一つです。
まぁ私はそこに一人で行ってきたんですがね。(血涙)
さて、本日私が行ってきた油山観音は正式には油山観音正覚寺と言います。
上記のwikiにも書いてありますが、インドから渡来してきた偉いお坊様が、
ここ正覚寺で椿油を日本で初めて精製したことから、
この山は油山と呼ばれるようになりました。まぁ由来はそのまんまですね。
なかなかに歴史の深いお寺であります。
山道をチャリンコ(電動ママチャリ)で登っていくと、
油山観音の大きな看板が見えてきました。
お寺に至るまでの道はなんとも荘厳な雰囲気で、
空気がおいしく、風も気持ちよかったです。(蠅、多ッ!)
正覚寺に到着したら、とりあえずおみくじを引きました。
出た目は「末吉」 書かれている内容は全体的に悪くはなかったです。
唯一気になったのが恋人の欄で「いい人だが危険」いや、ナニコレ。
お寺の境内には神社もあります。
名は「海神社」といい、急な階段を上ると社がありますが、
階段と社のスペースが人一人もなくめちゃくちゃ狭かったです。
あと賽銭箱がないんですよね。とりあえずお参りだけしました。
近くには油山稲荷という小さな稲荷神社もありました。
最後にですが、この油山観音には「雲雀堂」というお堂があります。
こちらはその名の通り、昭和の歌姫「美空ひばり」さんを偲んで建てられたお堂で、
「ひばり観音」という美空ひばりさんをモデルにした観音様が奉納されています。
さすがに私は世代ではないのでよくは知りませんが、
いくつかの曲は世代の違う私でも知っているぐらいの大スター、
ということは把握しています。
ちょっと面白いのが、この雲雀堂なんですが、
お堂の入り口右側にパネルがあって、
美空ひばりさんの名曲が描かれたボタンがいくつかあるんですよ。
100円払って、聞きたい曲のボタンを押すとその曲が大音量で流れるんですよね。
さすがにちょっと恥ずかしかったので私は押しませんでしたが、
同じく参拝者のご婦人がボタンを押したようで、
「川の流れのように」が大音量で流れてきました。
いや、いい曲なんですけど正覚寺、海神社、油山稲荷に囲まれた、
厳かな霊域に美空ひばりさんの名曲「川の流れのように」が、
大音量で流れるさまは何ともシュールでした。
ちなみに、正覚寺は景色も絶景でしたね。
福岡市が博多湾まで見渡すことが出来ます。
境内はそんなに広くないので、一通りを回ってもそう時間はかかりません。
端的にしかご紹介していませんが、ほかにも歴史的なお坊様ともかかわりがあり、
色々と説明の看板もたっています。
(いろいろ読んだがほとんど覚えていないおじさん。)
とても歴史がある寺社ではありますが、人は全然いませんでしたね。
静かでとても厳かな空間でした。とてもよかったです。
油山はこの油山観音以外にも名所があるので、
今度はそこにも行ってみようと思います。
では、今日はここまでで。