30代からの人生経験値稼ぎ

挑戦したことや、日常の経験したこととかの雑記。死ぬまで人生レベル上げ

2級ボイラー技士に合格したのと5日で合格した勉強方法についての話

色々あって(特にはない)ブログを書くのが1か月ぐらい空きましたが、
本日、以前受験した2級ボイラー技士の合格発表がありました。

結果は合格!いやぁよかったよかった。

実はボイラー技士は筆記試験にだけ合格しても免許は下りず、
そのあとに実技講習を3日受けなければならず、
(実務経験があるなら免除だったかな?)
その実技講習の申請も本日行ってきました。
計21662円也(無職にはたけぇよ)

さて、せっかくなので2級ボイラー技士の勉強時間(5日間)とか、
勉強方法について実体験交えて少しお伝えしようと思います。
先にお伝えしますが、かなり邪道な勉強方法なので資格合格したい人だけあくまで参考になればと思います。あと本勉強方法で不合格になろうが、不利益を被ろうがいかなる責任も負いませんので本当に参考程度に見てください。

①勉強日数および時間について

勉強日数は5日間、総勉強時間は1日4時間ぐらいで計20時間ぐらいでした。
これぐらいの勉強で過去問10年分400問のうち、90%は解けるようになりました。
2級ボイラー技士の試験は過去問の流用がほとんどなので、
過去問90%ぐらい取れればまず合格できると思います。

②勉強方法について

これはひたすら過去問を解きまくる。これに尽きます。
2級ボイラー技士の過去問はネット上に過去十年分以上無料で公開されています。
これをひたすら解きまくりました。書籍等は買っていません。金がないので。

ボイラー技士の試験問題は五肢択一で、
基本的に「5つの選択肢のうち正しいのは」「5つの選択肢のうち誤りなのは」
が問われます。(基本的にこれが多いです)

ここでポイントなのが、正しい選択肢は内容を覚えるのは当然として、
後者の問題形式のうち、誤り1つはどう誤っているかを覚え、
残りの4つの選択肢もどう正しいのかを覚えるということです。

先にお伝えした通り、ボイラー技士の問題の選択肢はかなり使いまわしが多いです。
すなわち、正しい選択肢さえ覚えておけば、違う問題でもその選択肢が使用されるため、
「正しいものを選べ」という問題で、覚えていた正しい選択肢が出ればその時点で正解です。
「誤りを選べ」という問題で、覚えていた正しい選択肢がでればその時点で候補が一つ削れるわけです。

先に述べたように「誤りを選べ」という問題ならば、5つの選択肢のうち、
4つは正しい選択肢なのです。その4つを覚えればいいのです。
その方針で過去問を解きまくれば、「あ、この選択肢は正しいな」というのが、
どの問題でも必然的にわかるようになります。

また、誤りの選択肢も「どこかどう間違っているか」というのも基本的に流用なので、
覚えておく時点で「この選択肢は間違い」というのが即座にわかります。

例えば、過去問に「誤りを選べ」という問題があったとします。
その中に「AはBの「下」に取り付ける」といった選択肢があったとして、
正しくは
「上」なのでこの選択肢が誤り、つまり正解だとします。

この時点で「AはBの上に取り付ける」ということと、
この「上下」の部分が正誤として問われるという2つの情報を得ることが出来るわけです。

この情報を覚えておく時点で、仮に別の問題の選択肢のうち

「AはBの上に取り付ける」と書いてあった場合→正しい選択肢である
「AはBの下(真ん中)に取り付ける」と書いてあった場合→誤りの選択肢である

というのが分かるわけですね。

あとは、この正しい選択肢、正誤が問われるポイントをただひたすら愚直に過去問を解きまくり覚えるだけ、ということになります。

 

この説明ですと、「書籍も何もないのに過去問だけ?最初何もわからないじゃん」と思われるかもですが、まさにその通りです。
初めて勉強を開始した日の過去問1回目は1問も解けません。
書籍も何もないんですから当然です。

しかし、先にお伝えした通り、過去問の選択肢は使いまわしが多いので、
数年分、大体3年分ぐらいの全問題の全選択肢を覚えることで、
一気に解けるようになります。


ちなみに先に邪道な勉強方法とお伝えしたのは、
この勉強方法で私は合格はしたものの、内容を全く理解できないからです。
真にボイラーの構造やその他を理解するというのはこの勉強方法はほぼ無意味です。
ただ、試験に合格するだけの勉強方法というのだけ心にとめておいてください。

ボイラー技士の試験には丸ボイラーや水管ボイラーとかの用語が出てきますが、
恥ずかしながらそれが何なのか合格した後も全く分かりません。
ただ、その固有名詞に対しての説明については覚えています。

「水は上流から下流に流れるものである」というまぁ当たり前な言葉があったとして、
水、上流、下流という単語の意味を知らない人間が単純に単語の組み合わせだけを覚えているみたいなもんですね。それぞれの単語が持つ意味やその組み合わせによって何を説明しているのかを全く理解していない、といった感じです。

③まとめ

過去問を解きまくり、選択肢を覚える。これに尽きます。
選択肢はいろんな問題で流用されるので大体フレーズで覚えられます。

何度も言いますが、ちゃんとボイラーの構造などをちゃんと理解したい人は書籍を買って、
普通に勉強した方がいいです。私は金もなかったし、とりあえず就職活動の一助になればと資格が欲しかっただけなので、とりあえずこの勉強方法で勉強(にもなってない暗記)しました。

 

切羽詰まって資格だけなんとしても取りたい、といったケースもあるかもなので、
参考になれば幸いです。